ヘアスタイルを作る時

こんにちは。

今日はヘアスタイルを作る時の考え方について。

自分の備忘録として、あとはもしこのブログを読んでくださったならば、そういった事もあるんだねといった感じで、心のどこかに留めておいていただいて、お客様皆様の参考のひとつにしていただければ、と思います。

結論としましては、カットは様々な要素が合わさって仕上がるもの、だと私は思ってやってきています。

複合的です。

切って形を作って量を減らして終わり、という簡単なお話でもなく。

髪質、生え癖、元々の長さや毛量、頭の形、言えばたくさん出てきます。

これらはお客様一人一人違います。

みんな一緒ということはないです。

もっと言えば、ご自宅でのお手入れはどういった感じなのか、ということも関係してきます。

ブラシでブローをするのかしないのか、ドライヤーでサッと乾かすだけで終わりたいのか、ストレートアイロンやカールアイロンを使ってスタイリングをするのかしないのか、これらも考えながらヘアスタイルについて説明をしています。

ドライヤーでサッと乾かすだけで終わりたいのにスタイリングありきのヘアスタイルにしてしまったら、そのお客様にとっては難しい髪型、お手入れになります。

ただこのスタイルにしてみたい、スタイリングが重要であれば頑張ってやってみたい、という前向きなお気持ちをお伝えくださるお客様もいらっしゃいますので、その場合にはそういった方向でカットをしていくこともあります。

そういう時はお客様がお話してくださっている時の表情とか声色とか抑揚みたいなものも見ていたりしますよ。

「あぁ、大丈夫そうかな、頑張ってやってみてもらえそうかな」って。

必ず表に出ますよね、そういうのは。

カットに限らずですが、美容師側とお客様の髪(髪型)についての視点の違いをなくしていく作業が必要になります。

これがカウンセリング。

すんなり終わる時もあれば、ずっと説明をしている時もあります。

以前もブログに書いたかと思いますが、お互い納得の上で施術を進めていかないとダメなんじゃないかな、と思います。

だいぶ昔、失敗しても良いからとにかくやってみてほしい、と言われた事がありますが、賭けみたいな仕事も良くないと思っています。

そんな美容師も嫌ですよね、「えっ、失敗してもいいんですか?じゃあやらせてもらいます!」みたいな。

違うでしょ、と。

なぜそんな事を言われたかと言うと、カウンセリングの結果、私が「その施術はしない方が良いですよ」と言ったから。

どう考えてもやらない方が良い、と判断してそれをお伝えしたからです。

そこを何とかするのがプロだと言われればそれまでですが、そういう美容師達が「やらない方が良いですよ」とお伝えしたということも、プロとして下した判断なのではないかな、と。

そこに関してはなかなか焦点は当たらない。

髪は無理したり無茶しても、良い結果にはならないです。ほとんどそう。でも他の美容師が担当すると、もしかしたら希望が叶うかもしれない。やってくれる人もいると思うから。

色んな経験をして、たくさんのお客様の髪に触れさせれもらっての判断。周りの美容師が何と言おうと、「やらない方がいい」と判断したことに関しては一貫してやってきていなかったりするので、でもそれは過去の苦い経験から学んだことでもあって。

今だけじゃなくて、もう少し先も見ているというか。時間軸も大事。

髪型って全体的な雰囲気を決める一つの大切な要素であることは間違いないので、相談しながら進めていくのが良いかと思いますが、その話し合い自体が難しい場合も。

お互い平行線と言いますか、そうなってしまうと技術以前の話になってしまいます。

せっかく楽しみに来てくださって、期待もしてくれているからこそ、苦渋の判断、お話ということになるのですが、そこをお客様に対して分かりやすい言葉でお伝え出来るような、納得していただけるような、そういう力が必要になってきますね。

説き伏せるのとは違くて。

ここは美容師側が力を付けていかなくちゃならないね。

カットは美容師とお客様の共同作業で成り立つところもあって。

髪がまとまらない、と言われお話をお伺いしてみると、夜乾かさないで寝ていたり、朝寝癖がついたまま力技でなんとかしようとしていたことが判明し…

これはね、私が悪かったですね。

だいぶ前のお話だったんですけど。

伝えきれていなかった。

シャンプーしてタオルでしっかり拭いて放っておいて寝て、朝軽くブラシを通せば美容室帰りのようになる、と…。

しっかり乾かしてくださいねくらいは言ったかと思いますが、真意が伝えきれていなかった。

それからは頑張ってくれていたので大丈夫だったのですが、美容師とお客様の考え方の基準の相違があるという事がそういった結果を生んでしまうことに気付いて。

本当に人それぞれなんですよ。

バーッと乾かしてワックスをシャシャッと付けて、はい、簡単に素敵に仕上がりますよ、と全てのお客様に言えたら良いなとは思いますが、現実はそうではなく。

これもなる人はなるし、ならない人はならない。

髪質と生え癖が要因であることがほとんど。

なのでお手入れが必要、ということです。

ドライヤーでしっかり乾かす、とか、ブラシを使うとか、それでも難しければ化学的な力を使ってストレートをかけてみるとか。

ストレートも必要な方にはとても喜んでいただけていますし、逆にストレートを卒業した方もいらっしゃいます。

なんだか難しいことばっかり言ってるな、と思われてしまうかもしれませんが、色んな選択肢がある中で、お客様のご要望やなりたい雰囲気などをお伺いして、そこから髪の様子を見させていただいていくと、少しずつ選択肢は狭まってきます、が、たまにはその選択肢を度外視、というのも間違いというわけではなく、、、

ね、色々あるんですよ。奥が深いのです。

けしてぼやきたいわけではなく、こういう感じはどうですか??と脳みそフル回転させてお客様にご提案したい、喜んでもらってまた次もお願いしたいと思っていただきたい、髪は髙橋さんに、と思っていただけたら、こんな嬉しいことはないです。

その反面、やはり難しいことは難しい、これは物理的な問題であることがほとんどで、結論を言うと「無理に施術を進めていっても思ったような仕上がりになりませんよ」という、そういうところをカウンセリングの時点でお伝えすることがあることは、お客様にも知っていただくのが大事だと思っています。

薬剤も使いますから、慎重です。

色んなオーナーさんや先輩を見てきて学んだこともありますし、あ、こういう考え方素敵だな、と思えば自分もそうでありたいし、生まれ持った元々の性分というのも美容師をしている上で十分に関係していると思います。

基本的に生きづらいタイプなんだとは思います。

真面目すぎるのでしょうか。

でも良いですよね、自分に合った環境で、しかもそういう環境が作れる職種であったことは自分を救ってくれています。

定年ありませんし(笑)

いつまで働けるのかな(笑)

柔軟ではいたいですね。

人生何があるかわからないですし。

最近お客様によく言われるんですよ。

何が起こるかわからないよ〜☆って。

私は穏やかに過ごしたいですが(笑)

今日はもう終わり。

また寒くなっちゃった。雪がちらちら降りました☃️

雨っぽい感じもあるから帰り道は気をつけないと。

店を出る頃にはブラックアイスバーンが出来上がってるはずです。

さてタオルのお洗濯でもしましょうかね^^

ちょっと色々勉強したいこともあるので、今日はこの辺で。