【ドライヤー】乾かし方ひとつで仕上がりが変わります

今日は髪を乾かすということを深ぼってみましょう。

大事ですよ〜、ドライヤーのかけ方。

ドライヤーは傷むからと言って、半分くらい乾かして、あとは自然乾燥〜とかしていませんか?

ドライヤーは傷むから〜、というのはもちろんあると思いますが、それは、過度にやり過ぎれば、の話です。

どちらかというと、しっかり乾かされていない髪の方がダメージしやすくて色々と影響を受けやすいのではないかな、と思います。

なんてったってキューティクル開きっぱなしですから。

大変です。

枝毛とか切れ毛の原因にもなったり、半乾きのまま寝てしまったりすると、、、もう、考えただけでゾワゾワです、、、。

大変です。

洗濯物の生乾きってイヤじゃないですか。うわ〜、、、ってなるし、もう一回洗おうってなるじゃないですか。

そのなんかイヤな感じ、うわ〜、、、という感じが頭皮でも起こります。

菌の繁殖。

(・∀・)アチャー

髪は濡れると柔らかくなります。そしてその柔らかい状態(半乾き)で寝てしまったりすると、枕やらなんやらで摩擦が起きます。

ちょっとした摩擦でも、濡れている髪にとってはダメージ大なのです。

その摩擦のせいでキューティクルがボロボロになってしまい、ツヤも損なわれてパサつきの原因に。

もちろん、パサつきの原因は半乾きだけではないですが、洗い流さないトリートメントなどを使っていても、きちんと乾かせていなければ効果は半減してしまいます。

価格がすごく高くて良いと言われるようなドライヤーを使っていたとしても、乾かし方がアバウトな感じだとスタイリングはなかなかきまらないです。

シャンプーなどをこだわっていても同じ。

どっちが、とか、どれが、とかというものでもなく、自分に合うものを見つけていければいいのですが、まずは自宅で出来るケアの第一歩として、「ドライヤーできちんと髪を乾かす」ということを心に留めておくといいかもしれません。

これも立派なお手入れ、髪のケアです。むしろめちゃくちゃ大事です。

乾いたかな、と思ったら、そこから本番

ショートでもロングでも、「内側」ってなかなか乾きにくいです。

手櫛を使って髪をかき分けながら、ドライヤーの風があたるようにします。

特にえりあしとか耳周りの髪は乾かし残しが多い箇所です。

私もお客様の髪を乾かす時は毎回必ずチェックします。

チェックというか、もう身に染み付いている感じでもあるのですが、確認はしています。

もし良かったら今度よく見てみてください。

ドライヤーの位置とか風の当て方とか手櫛の使い方とか。

ドライヤーが頭皮に対して近すぎると熱かったり、局所的にしか風が当たらず時間がかかってしまうので、頭皮との距離感も大事です。

人間と一緒ですね、距離感大事(笑)

でも忙しい毎日のなかで、そんなにたくさん意識出来ないよ〜、という方も多いと思いますので、まずは乾かし残しがないように、ということだけでも頭の片隅に置いてみてくださいね。

乾かし残しがあると、そこからクセやうねりも発生しやすいです。

そして、何となく乾いたかな〜で終わってしまうのは実はすごくもったいない。

全体的に乾いたかな〜、と思ってからさらに3分くらい乾かすと急にツヤとかまとまりが出てきます。

その3分、仕上がりを左右すると思っているので、私個人としてはめちゃくちゃ大事にしています。

最後のもう一押し!といった感じですね。

キューティクルを閉じるように、手櫛を使ってキュッキュッとテンションをかけて。ブラシでのブローが出来る方は使ってもOK。

撫でるのではなく、程良いテンションをかけてキュッキュッと。

よっぽど短いショートヘアの方ではない限り、私、これ結構やってます。

本当に仕上がりが違うので、もうやらないと気が済まないです(笑)

この時のドライヤーの向きはこうです↓

風は下に向くように

キューティクルを閉じたいので、このようにすると良いですよ。

こっちは毛羽立っちゃうので気をつけてくださいね↓

上向きは要注意

スタイリングは乾かすところから始まっている。

なかなかスタイリングがきまらない、はねちゃう、おさまりが悪い、など、髪に対して色々と悩みはあるかと思いますが、もしかしたら乾かし方を気を付けるだけで解決するかもしれません。

もちろんカットの状態も関係してくると思います。

両方大事。

そこからカールアイロンで巻いたり、ストレートアイロンでさらに伸ばしたりすると良いですよ。

土台がしっかり出来ていればスタイルもきまりますし、バランスよく仕上がると思います。

まれに髪が濡れた状態でアイロンを使ってしまう方がいらっしゃいますが、乾いた状態からでお願いします。

アイロンですから高温ですし、当ててたら乾くかもしれませんが、、、オススメいたしません。

髪への負担大です。

乾かし始めるタイミングも同じくらい大切なのですが、シャンプーが終わってタオルドライをしっかりやったら、なるべく時間を空けずにすぐ乾かすのが良いです。

自然乾燥が始まるので、少しずつ髪が乾いてきてしまいます。

自然乾燥するとたいていボワボワしますし、分かれてほしくないところでパカッと分け目が付いてしまいますので、乾かし始めるタイミングは早めに。

ちなみにですが、ワックスや洗い流さないトリートメントや、バームでもなんでもそうなのですが、髪全体に行き渡らせたいものは、手のひらにしっかり伸ばすのはもちろん、指の間にも伸ばしてあげるといいですよ。

手のひらに伸ばしてから、
指の間にも伸ばす

えっ、と思われるかもしれませんが、私、これはもうずーーーーっとやってます。

髪の内側にも行き渡らせたいのですが、手のひらだけだとちょっと難しい。

面でベタッと付きやすいですから。

でも指の間にも伸ばしてあげると、手櫛を通したりかき上げたりなど、どんなふうにしても指の間のワックスやトリートメントが均等に満遍なく付いてくれるので、ぜひお試しを。