うねり、クセを撃退!縮毛矯正で作るお手入れしやすいサラサラ髪!
今回ご紹介させていただくお客様、久しぶりの縮毛矯正メニューでご来店くださいました。
というのも、去年の7月に縮毛矯正を施術、先日までの間にも何度か縮毛矯正のご予約をいただいたのですが時間枠が合わず、カットカラーをしながら整えていました。
それでも「多少伸びてきてはいるけど、まだ大丈夫そうです♪」とのお言葉もあったり、私自身もカットカラーでのご来店時に状態を確認させていただいて、しっかり乾かしていけば縮毛矯正はまだかけなくても大丈夫そう、との判断を。
その間はメンテナンスで綺麗を維持。
縮毛矯正をかけるサイクルは人によりますが、大体4ヶ月から6ヶ月くらいの感覚でかけられる方が多いです。
今回は縮毛矯正とともにカットカラーも。
気になるうねりをストレートにして、簡単にお手入れが出来るように。
去年7月ぶりの縮毛矯正。
綺麗に仕上がりました^^
薬剤を付けるのは伸びてきた根元だけ?それとも毛先まで?
こちらはbefore。お写真のご協力もありがとうございます。
シャンプー後に撮らせていただいたのですが、ウェット状態だとクセの状態もわかりやすいです。
根本の部分は新しく伸びてきた髪。中間から毛先は既ストレート部分。
一度かけたところは縮毛矯正のストレートな感じが残っています。
とはいえ、多少のクセやうねりの戻りがあったりするので、どのように薬剤を決めて塗布していくか。
新しく伸びてきた根元のみか、それとも毛先まで全体に塗っていくか。
このあたりは結構気にされる方は多いのではないでしょうか。
なるべく髪に負担をかけない方向で、というのは美容師側もお客様も思うことですよね。
今回は根元をしっかり伸ばしつつ、中間から毛先のクセの戻りが少々見受けられたので毛先も含め、全体に縮毛矯正施術を。
根元の薬剤はクセにきちんと作用するもの、中間から毛先はツヤを出しながらクセやうねりも軽く伸びてくれたらいいので、薬剤のパワーは優しめのもの。
全体的な髪の質感を揃えていく意味も含めて、今回はこのような感じで進めていきました。
カラーはリタッチで。なるべく負担をかけずに。
こちらafterです。
綺麗に伸びました。
毛先もすっと馴染みました。
肩のラインに自然に沿うような感じをイメージして、長さをカット。
内側も綺麗に。
乾かすだけで終われますが、ブラシでブローしたい方はやっても大丈夫。
これでしばらくお手入れが簡単に。
髪全体の質感も整い、とても綺麗に仕上がりました。
乾かし方をマスターすると更にワンランク上の仕上がりに
乾かし方。
これは本当に大事。
ストレートがかかっていてもいなくても、乾かし方でスタイリングの良し悪しも決まってくるところがあります。
変なところで分かれちゃう、、といった経験ありませんか?
毛流れでどうにもならないこともあったりはします。
特に前髪とか襟足というのは、生え癖が強かったりしますからね。
それでもつむじが割れるとか前髪が割れるとかっていうのは、ある程度乾かし方でカバー出来ることもあるんですよ。
寝て起きたらつむじがパカッと割れてしまう、というのは、それはもう寝癖とかの域の話になるので、そこからどうにかするのは難しいです。
なので、一旦髪を濡らして乾かし直すのがいいです。
乾いた状態では直らないのです。
朝、時間がなくて大変かもしれませんが、濡らすのです。
根元だけでも濡らすのです。
そして乾かす。
指の腹を使って根元(地肌)をこするような感じで勢い良く。
ロングの方とショートの方で乾かし方の違いはありますが、割れやすいつむじも、あちこち引っ張って乾かすのではなく、とにかくその場で根元をアタックです。
難しいことは考えずに無心で。
(私自身、髪が長いので乾かすのが大変だなぁ、とたまに思ったりしますが、そんな時は心を無にしています。それかネコ動画を観ながら乾かします。)
そうすると根元がふんわり立ち上がってくれるので割れにくいです。
そしてある程度乾いてきたら、ロングの方は手櫛を使いながら、まだ乾いていないであろう中間から毛先に満遍なくドライヤーの風を当てていきます。
ドライヤーの風向きは常に上から下。
下からブウォ〜ッと当てると髪が舞い上がって毛羽立ってしまうので、常に上から下へ向けて。
パヤパヤした髪を抑えるには、「テンション」というのがそれなりに必要です。
気分の方のテンションじゃないですよ?(笑)
引っ張る方のテンションですよ(笑)
いや、まぁ、両方大事かな。。。
キューティクルを閉じるようにテンションをかけて乾かしていく。
実際にお仕上げの時に乾かし方の説明もさせていただいているので、その時に皆様お一人お一人にお伝えしていきますね。
乾かし方をマスターするとスタイリングもキマります。
乾かし始めるタイミングはシャンプーが終わったあと、タオルでしっかり水分を拭き取って「すぐ」が良いです。
髪が濡れたまま過ごしてしまうと、少しずつ乾いてきてしまってパカッと割れたままになったり、ポワポワした髪が出てきてしまいます。
乾いてきてしまってから直すのも、割と大変です。
スタイリングは髪を乾かし始めるところから。仕上がりも変わってきますよ。
ご参考になりましたら幸いです。