夏は明るめ?冬は暗め?髪色の明るさは季節と関係している!?
今回はカラーについて。
最初の方の投稿に「髪質改善ストレート」について記事を書いておりますので、もし良かったらそちらもぜひ。
ツヤサラ時短&うねりやクセを解消しストレスフリーを実現する髪質改善ストレート
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皆さん、髪は染めていらっしゃいますか?ファッションカラー、グレーカラー、明るめ暗め、深みのある色、透明感のある色、赤みはNG、オレンジ味は消したい、、、
色々ありますよね。
染めるときに大切なのは、染める前の髪の状態。ベージュにしたいからベージュ、ピンクにしたいからピンクのカラー剤をのせる、、だけだったら、本当に革新的だと思います。
そんなカラー剤欲しいです。仕上がりのカラーは、使用したカラー剤だけでなく、染める前の髪の状態、色、明るさも加味されての仕上がりとなります。その状態に合わせて、なりたいイメージに合わせて薬剤を調合します。
そして、染める前の髪の明るさや状態によって出来る色、物理的にちょっぴり難しくて出来ない色があったりもします。
例えば透明感を出したい!となっても、透明感を出す前提として染める前の髪の明るさがある程度ないと難しいです。
染めたことのない髪はピュアですが、内部の色素構成は濃いです。透明感というのは光にかざしたときに透けて見えるような感じを透明感と言うのですが、そもそもの内部が濃いと光を通さず透けませんので、その状態で透明感の代表「アッシュ」をのせてもちょっと明るくなるくらいです。
そこでブリーチの登場となるわけです。髪の色素を抜く。濃さをなくすわけです。
インスタなどで見かけると思いますが、透明感のある感じで暗めに染めていても、染める前はある程度明るいはずです。まれに髪質によって、本当にブリーチしたあとに染めたような仕上がりになる方もいますが、まれです。
本当にまれです。
ちなみにホームページにも記載しておりますが、札幌市北区の髪質改善が得意な美容室lieto(リエート)は、「ブリーチ」を使用するメニューは提供しておりません。
色々と考えた結果、メニュー決めをするときに省きました。かなり時間がかかるので予約枠が限られているマンツーマン対応だと厳しいなと思った次第です。その分ひとりでも多くのお客様を担当したいですね。あらかじめご了承くださいませ。
そして、髪色を決めるときに同じく決めるのが「明るさ」。美容業界では「明度」と言ったりもします。
今くらいがいいのか、少し明るくしたいのか、落ち着かせたいのか。
会社の規定で制限がある場合などを除いて、ある程度お客様のその時の気分やなりたいイメージで決めたりすることが多いかな、と思いますが、よく聞くフレーズもあります。
それが「夏だから明るめ、冬だから暗め」。
私も昔カラーをしに美容室に行ったときに言ったことあると思います。多分。
でもこれって一体誰が言い始めたんですかね?(笑)
美容師側も言ってしまいがち?髪の色味や明るさは季節で変えても変えなくてもOK。
本当このままです。
美容師側も何となく言いがちなフレーズですよね。
特に枠に当てはめる必要もなく、実は世間の風潮がなんとなくそう思わせている、思わされている、なんてこともあると思いますから、、、。
季節のイメージとして、夏は爽やかで開放感溢れる感じ、服の色味も明るめで質感も軽くなるので、結果そこに合わせると「夏=明るめ」、冬は厳しい寒さに耐える、コートなんかもブラック、グレー、ネイビー、濃い目のベージュなどが多くなり、服の厚みも出ますよね。日も短いですから、イメージ的に「冬=暗め」。
もちろんそこに合わせるのも良し、逆をいってみるのも良し、季節に合わせるのはひとつの選択肢ですよね。
ただ、そこに「合わせなければいけない」と感じていて、「うーん、、、」となっていたら、なんか気持ち上がらないですよね。
色がもう抜けていて、いったん全体を整えた方が良いな、、など、場合によってはあるので、そういう時はお話してみるスタイルをとっています。まずお伺いしてみる。
カットもカラーも色々やってみていい。お任せしてみるのもあり。
長いお付き合いのお客様だと任せてくださったり、特にこだわりはないので良いようにしてほしい、自分じゃ決められないので決めてほしい、といったお客様もいらっしゃいます。
お任せといっても私の好き勝手にするわけではなく、こちらからも色々お聞きして良さそうなお色をご提案して、、といった感じです。
私自身も友人の美容室へ通っていますが、「明るめに〜!」「少し落ち着かせたい〜!」くらいのことを言って、あとはお任せ。
お任せです。
でもこれが私にとってすごく良いんですよね。色々チョイスしてもらって、やったことない感じに挑戦してみたり、気分的に今回は根元を染めるだけにしてみたり。
個人的にずっと明るめできていましたが、最近は落ち着いた感じの色が好きですね。ベースが明るいので色の抜けも割と早めなのですが(色を持たせたいなら思ったより少し濃いめ(暗め)に入れるのがセオリーです。)、その抜けていく過程も楽しんでいます。
担当美容師は「プロデューサー」のようなものでしょうか。ある程度要望を伝えて任せてみるのもありですよ。雰囲気変えたくても変えない方が良い場合もありますし、そんなときにしっかり話し合える関係作りも大切にしながら、お役に立てるようにこれからもしっかり学んでいきます。