【美容室】しなくてはいけないものなのか問題【会話】

2022年2月10日 2022年2月10日

mina

こんばんは。

つい最近ツイッター上で話題になった「美容室での会話」について、非常に興味深かったので、今回はこのことについて書いてみようと思います。

話題になったのは、美容師側が会話が苦手なんだけれど、その苦手をウリにしてクーポン出しちゃうということ。

カット+会話なし（美容師との会話が苦手な方へ）◯◯円

みたいな感じで。

このクーポンがどうとか、この美容師さんがどうという事に関してはまったく何も思わないのですが、気になったのはその周りの方々の反応です。

美容室を利用されるお客様側、、、ということになりますかね。

美容師も色んなタイプがいますからね。

技術も大事な部分ですが、人間的にマッチする人を選ぶのが良いのかと思います。

メニューによっては数時間一緒に過ごすわけですから、楽な人がいいですよね。何も気にならない人。

わかってくれている人。そういう安心感を与えてくれる人、、、ですかね。

そして私自身、何が気になったのかと言うと、美容室を利用されるお客様側がお話を「しなくてはいけない」と思っている方、むしろ思わせてしまっているんだと思いますが、そういった方が多かったということ。

いやー、これは完全に美容師側が接客されているということだと思ってしまいました。

ここでいうお話をしなくてはいけないというのは、きっと髪型や髪のお悩みについての会話ということではなく、カウンセリングが終わった後からのことかと思います。

美容室に行きたくても会話を「しなくてはいけない」からと、すごく億劫だ、、、との意見がたくさん飛び出していました・・・。

以前、こんな記事を書いていたので、こちらももしよろしかったら。

「美容室での会話が苦手な方も目を瞑ってゆったりしたい方も是非お越しくださいませ。」https://fwmfc-tan100.com/archives/402

察する力の大切さ。余計なことをしない。言わない。

そもそもなのですが、「接客」というワード自体が昔から好きではなく、サービス業、接客業であることにかわりはないのですが、、、

もちろん失礼のないようにというのは重々承知のうえです。お客様には気兼ねなく過ごしてほしいです。

が、なんというか、「仕事」なのだけど「自然体」で臨みたいというか、変に取り繕ったり演技したりしたくないんですよね。

嘘ついてるみたいで、自分で自分が白々しくなってしまう。そしてそういうのって伝わってしまうと思います。

もちろんお客様に対してのマナーやモラル、ルールというのはわきまえて。

今はこういったご時世なので会話についてはあれですが、「合わせる」というのはとてつもなく大変なことだと思います。

本当の気持ちと表に出している行動が相反するというのはかなりのストレスがかかります。

相手の気持ちを思えばこその行動だと思いますが、当の本人はぐったり。

「会話はあまりしたくないけれど、美容師さんが個人的なことをめちゃくちゃ話してくるから疲れるぅ・・・」と言うのが本当の気持ちなのに、何だか悪いからと「合わせる」、、、そりゃあお客様も家に帰ったらぐったりです。

もう美容室行きたくない〜となってしまう。

なんでしょう、美容師側が何か勘違いしてしまうんですかね。

距離感。心理的にも物理的にも。

あかんやつです。

なぜお客様が美容師個人のプライベートの話の相談を聞かなくてはならないのか・・・とかもありましたね。

これはただ単に美容師側が話したいだけという、もう仕事も接客もないな、と思ってしまいます。

お客様は笑顔で聞いているし、笑い声も溢れているかもしれませんが、そうさせてしまっているだけかもしれませんよ、と。

いやあ、心苦しいですね。

でも逆に色んなお話が出来て楽しく過ごせるといった方々も見受けられました。

日々の出来事のお話をして、ひと笑い。

色んなお話をしてくださるお客様もいらっしゃいますし、カウンセリングが終わったらあとは静かにお過ごしになられるお客様もいらっしゃいます。

色んな方がいます。

大丈夫です、私が受け止めましょう。

こんな事を言って良いのかわかりませんが、自分のブログなので言ってしまいましょう。

要は、こちら側がお客様に対して「余計なこと」をしてしまっているから、だからお客様がつらいのであって、今回の件で言えば「会話」、それもきっと美容師個人のプライベートの話からはじまり、お客様にとっては聞かれたくない事をグサグサ聞いてきたり、そういったところを察することが出来ていないから次から次へと「余計な言葉」が流れ出てしまって、お客様は受け止めきれずに家でぐったり。

人としてのデリカシーというのも関係してきますね・・・。

私はどうですかねえ。。。偉そうに何かを言うつもりはないですが、大切な部分かと思います。

色々と心がけてはいるものの、見落としている点というのは少なからずあるものだと思うので、今回のこの件に関して、あらためて振り返ってみることが必要な気がしたので備忘録として・・・。