最近増えている美容室でのマンツーマン対応。お店にもよるし個人にもよる話。

ちなみに札幌市北区の髪質改善が得意な美容室lieto(リエート)、わたくし髙橋はマンツーマンでお客様を担当させていただいております。

皆様はどちらがいいとかありますか?

この記事は私個人の経験やその経験からの気持ちなので、何が正解とか間違ってるとかはないです。本当に。

私自身も美容師として就職するまでは色んな美容室に行きましたし、就職してからもお客様の受け入れ体制がお店によってさまざまで、それはそれで勉強になりました。

が、ふとお客様のご予約の入れ方、担当の仕方について色々思い出したので記事を書いてみます。

新人から5年勤めた美容室。スタッフ全員でおもてなしの心意気。

新人から5年勤めたお店。先生には雑巾の絞り方から教わりました。

ここのお店はマンツーマン対応ではなかったですね。

なので、当時アシスタントだった私はオーナーや先輩が担当しているお客様のアシスト、内容としてはカラー塗布、シャンプー、ヘッドスパ、パーマの巻きを。オーナーや先輩は次にご予約されているお客様のもとへ。

その時はマンツーマン対応だとかなんだとかって今ほど言われていなかったように思います。もちろん私もまったく考えにもなかったです。

とにかくシャンプーがしたい。カラーも塗りたい。パーマを巻きたい。ヘッドスパも担当したい。そんな感じでした。

シャンプー中
カラー塗布中

これは「私」側の仕事をしたいという気持ちだったのですが、「お客様」側からしたらどうだったのでしょう、、、。

通ってくださっていたお客様は指名なしでご来店される方はほぼいませんでしたので、、、やはり指名しているからには出来ればすべての工程を指名した担当者にやってほしい、、、というのもあったのでは、と今はちょっと思ったりします。

でもですねぇ、、、本当に優しくて素敵なお客様たちに囲まれておりましてですねぇ、、、「よろしくね〜!」とか「ほら!私の頭でパーマの巻きの練習しなさい!」なんて言って受け入れてくださっていたんですね。あったかすぎます、、、。

オーナーも先輩たちに言っていたのは「どんどんやらせなさ〜い!やらないと上手くならないんだわ〜!はっはっはー!!」といった感じで、どんどん任せてくれていたんですね。

なかなか出来ることではないなと。大切なお客様を任せてくれるなんて。

そんなオーナー率いるお店だったので、誰が何を担当しようと、主担当であろうとなかろうと、お店に来てくださったお客様はスタッフ全員でおもてなし。

スタイリスト、アシスタント関係なくお客様といろんなお話が出来る。

アシストは誰が担当しても大丈夫。

マンツーマン対応でなくても、そんな感じであれば、もう素敵なお店ですよね。素敵なお店でした。こういうお店なんだ、とお客様も理解して来てくださっている。

1番はじめに就職した美容室がここで良かったと本当に思いますね。じゃなければ美容師という職業を今も続けていたかどうか、、、。

ちなみにオーナーのお客様のパーマ巻きを任されていたとき、もう何回やっても巻けなくて、お客様も「頑張って!頑張って!」とおっしゃってくれていて、私は焦りながら「(オーナーが戻ってくるまでに巻き終わらなければ!)」と意気込んでいたものの、タイムオーバー。

オーナー来ちゃいました。

もういたたまれないです。まずお客様に申し訳ないですし、忙しいオーナーの仕事を滞らせました。

そこでオーナーにガツンと怒られていたら良かったのですが、「あ〜、巻けなかったか〜い?うん、いいよ〜、ありがと〜。」と言われ、、、オーナーがサクサク巻いちゃうという、、、

いやぁ、情けなくて涙が出ちゃいましたね。フロアで。

ちょっと思い出しました。初心にかえれますね。

マンツーマン対応美容室ではないけれど任せっきりにしない。きめ細やかな心遣いを。

次のお店では私の美容師人生のベースとなる、とても素晴らしい美容室でお仕事をさせていただきました。

ここのお店はマンツーマン対応ではないけれど、お客様のご予約を1時間区切りでお取りし、アシスタントとタッグを組んでおもてなしをするといった感じでしたね。

私もお客様ゼロからの再スタートでしたが、おかげさまで順調にお客様が来てくださるようになり、この言い方が良いのかはわかりませんがわかりやすく言うと「掛け持ち」という感じでお客様を担当させていただいておりました。

その時オーナーに言われたのは、「アシスタントに任せっきりにしないようにね」ということです。

要は、ご指名をいただいているのだからカットはもちろん、カラー塗布もアシスタントに任せっきりにしないで必ず少しでも携わる、ほかのお客様を担当していても周りをよく見てお声かけをしたり、こまめなカラーやパーマのチェック、アシスタントに乾かしてもらうなら必ずお客様のところへ行って乾かし方、仕上がりの説明を行い、それからやってもらう。

もうこれは本当に大切なことですよね。

こういったところを考えないと、お客様によっては流れ作業のように感じて、ほっとかれてるように感じて、なんだか不安に感じてしまって、なんとも居心地が悪い。

そんなことにもなりかねません。

そしてそのアシスタントの子も、まぁ本当に良く気が利く子で、「こういうのは良くないよね、こういったことはお客さんにしたくないよね」という認識が割と同じで、だからこそ私も安心して仕事を頼めたというのもあります。

アシスタントといっても美容師であることに変わりはないのですから、仕事を任せられたなら、自分が主担当だ、という気持ちで責任を持って担当してほしいし、そうでないといけないような気もしてます。押し付けはしませんが。

そんな感じのお店でしたので、そういったある種、「美容師としての大切なマインド」を学べたと思います。

マンツーマンであろうとなかろうと、お客様も美容師も自分に合う方で良いという話。

その後違う美容室で「マンツーマン対応」という働き方を初めて経験したときに、こういった担当の仕方もいいな、と思いました。

すべて自分の責任で担当出来る。

私にとってはこれがいいですね。

担当者が変わることがないので落ち着ける、接客や施術のムラがない、安心感がある、信頼関係の構築がしやすい、といったことがメリットとしてあるかと。

ただ、予約が取りづらい、時間変更やメニュー変更がしにくいといったデメリットも少々。

スタイリストとアシスタントがチームを組んで担当するという美容室も、最初から最後まで1人の美容師が担当するというやり方も、本当にどちらも良いのです。

マンツーマン対応の美容室なら、ホームページなどにそういった記載がしてありますよね。

お客様として行くのならば、どちらの方が自分に合っているかで選ぶと良いでしょうし、美容師として働く側なら自分に合った方法でやっていくのが良いのかな、と。

そのためには働く場所や働き方を変えなくてはいけない時もあるかもしれませんね。

私は今までのお店で色んな働き方をして、自分の意思を持ち、結果としてこうしたかっただけであって、もしかしたら将来誰かと働いているかもしれませんし。

どういったやり方であれ、おもてなしの心意気、きめ細やかな心遣い。

今一度見直して、お客様を担当させていただければと思います。