縮毛矯正で気になるうねりを解消します
こんにちは。
最近の湿度、どうしたもんでしょうかね。
最近の気温は、いっても30℃くらいで、去年とか一昨年のような35℃前後が10日間続く、、、のような感じではなく、割りと過ごしやすい方だとは思うのですが、湿度。
湿度、、、。
これですよね。
これに体力を奪われるんですよね。
昨日なんかは私もちょっと「あれ?」と様子がおかしくなったので、しっかりと休みました。
水分も忘れずにとって。
皆さん、夏バテ対策には食事内容と睡眠がすごく大事だと私の推しトレーナーさんがおっしゃっていたので、無理せずによろしくお願いいたしますね^_^
さてさて、先ほどチョロっと書いた湿度。
これは、身体だけでなく髪にも多大な影響を与えてきますよね。
ボワ〜ッと膨張して、うねりが出てきてしまう。
これがなんとかならないかな〜と感じていらっしゃる方は結構多いです。
必要な人には必要な施術。
縮毛矯正。
定期的に縮毛矯正をかけさせていただいているお客様。
カラーでもご来店いただいております。いつもありがとうございます。
お写真の撮影もご協力くださいましたので、施術例としてご参考になさってみてくださいませ。
薬剤を使い分けて毛先まで
基本的な考え方として、縮毛矯正は一度かけた部分はずっとストレートのままです。
よっぽどのクセ戻りやポワつきがない限り、伸びてきた根元の部分だけに縮毛矯正の薬剤を塗布して施術し、中間〜毛先になじませていくといった形で施術することが多いです。
なぜならば「ダメージ軽減のため」。
これは縮毛矯正をかけているお客様に共通している考え方です。
私もそのとおりだと思います。
必要な部分にだけ施術、髪に余力を残しておく。十分馴染みますからね。
根元が伸びてきて気になるんだけれど、なるべく半年に1回くらいのペースで、とか、そういった期間も相談しながら決めていったりもします。
今回のお客様の場合は、結論から言いますと、毛先まで全体にかけました。
beforeはこちら。
伸びている根元とそれ以外の中間〜毛先の部分。
もし根元の部分だけの施術となれば、どこまでが伸びていて、どこからが薬剤を付けずに施術をするのか、という境目があるのがわかります。
ですが、今回は久しぶりの縮毛矯正ということと、夏なのでなるべくぱさついている毛先もなじませたい、というお客様のご要望がありましたので、毛先までしっかりと。
髪表面をめくった内側のこのあたりが一番うねりが強いですね。他の部分はそうでもないのですが、今回はこの暑い夏の湿度によって髪に影響が出ないよう、お手入れも簡単に、且つ、過ごしやすいように。
ちなみにですが、この中間から毛先に関しては、多少のパサつきが見られるものの、根元のうねりを伸ばすために使う薬剤をそのまま毛先まで塗ってしまうと、作用が強すぎてしまうので、そこはしっかりと薬剤の使い分け、塗り分けを。
中間〜毛先はクセやうねりを取る、というよりは、パサつきをおさえるといった目的なので、もっと作用の優しいもので大丈夫。
そんなふうにして、なるべくダメージを少なく、必要であればやる、必要なければやらない。
とは言え、今はダメージを極力抑えられるような薬剤もたくさん出てきてはいるのです。
ですが、個人的見解としては、ストレートでもカラーでも、薬剤を塗布するということはキューティクルを開いたり、カラー染料を入れ込んだり、髪の結合を切ったり繋いだりと色々ありますから、ダメージの大小はあるにせよ、まったく傷まないとかダメージ0とかは言えないなぁ、、、。
言えないなぁ、、、。
こちらはafterです。
すっとキレイに伸びました。1番うねりの強かった内側もしっかりと。
根元もペタッとなりすぎることもなく、自然に。
スタイルとしては首に自然と沿うような長さで。
毛先はある程度まっすぐなので、肩上で切る、というお話もあったのですが、なるべく乾かすだけで終わるように、朝のスタイリングがサッと簡単に出来るように、自然な外ハネ感を目指しました。
手ぐしを通せば束感が出るようになっているので、そんなときにオススメのバームもご購入いただけました。
こちら。
ルベルの「モイバーム」
手に取り、髪全体になじませるだけで終わるので、スタイリングも簡単。
ちなみにこのモイバームの香り、はちゃめちゃに良いです。
素敵に軽やかに仕上がりました。
あまりにも負担がかかりすぎている毛髪には施術NGの場合も
こればかりは仕方ないです。
施術に耐えられる毛髪の体力がない、このまま施術を続けてもさらに傷んで断毛のおそれあり、となったら施術出来ません。
美容師側もせっかくご来店いただいたのにお断りするのは本当に心苦しいですが、やっぱり「やっちゃいけない」と一瞬でも思ったらやってはいけないんですよね。
いい結果にならない。
予約は公式LINEのメッセージのみでやり取りしていて、お客様から髪の実情をある程度送っていただいても、実際に見てみないと最後までわからないので、あまり適当なことは言わないようにしています。
先ほど、色んな新しい薬剤が出てきているというお話もしましたが、だからといってダメージしないわけではないので、縮毛矯正をしながらブリーチもして、飽きたからパーマも、、、なんていうことをしていたら、それはもう傷んでしまいます。
カウンセリングでは、今の髪の状態を踏まえたうえでの施術をしていくようにしていますので、そのあたりもご了承いただけたら嬉しいです。
それではまた^_^